朝のむーさん
呼吸がゆっくりでした。
うつろな目をしています。
ペットボトルを使って体を支えていたのですが、つらそうなので
寝かせる事に。
そして夜、静かに息を引き取りました。
10歳6ヶ月でした。
その日のうちに電話をして葬儀の予約をしました。
今まで、家にきてもらって火葬後、また家にもってきてもらうことしかしてないのですが、
今回はセレモニーも立ち会うことに。
翌朝。
家に咲いていた花を摘み取りました。
口元にはむーさんが好きだったマリーゴールドを。
お寺での葬儀。
むーさんに庭で咲いたユリも添えて、
お別れしました。
焼かれる中に入る瞬間がとても悲しかった。
火葬が終わったあとの骨を拾う作業は、
むーさんと姿があまりに違ってなんだか不思議な感じでした。
焼け残った爪や歯がなんだかとても愛しかったです。